光をみること
舞台裏という空間が私の肌には合っている。
好きな空間と言われれば映画館とか図書館とか道路とか色々あるけど、肌に合っているなと思うところは物理的にステージのそのまま裏側、舞台裏だけだった。舞台裏でずっと生きていきたいな、なんて。
5月のあたま、私がいた高校吹奏楽部のスプリングコンサートが開催されて、そこにお手伝いとして参加させてもらった。自分が部活の最後のステージに立って以来ちゃんとステージに立ったりしてないから、大きいステージに触れたのは2年以上ぶりだったんだけど、計16時間(ゲネと本番の2日間)舞台裏で過ごしてみて感じたのは「居心地よすぎない???」ということ。
あの高い天井と足音がよく響く床の間は割と独特な空気でいっぱいで、木のにおいがしてて、あとちょっと薄暗くて若干の常夜灯のオーラがあって。そして何より演者の色んな気持ちが聞こえるし視えるところ。私はステージでは基本演者だったけど、サポートする側に回ることとか、ステージ裏で予定や色んなプランを練ったり物の整理をしたりすることもとても多くて、そうやって舞台裏で頭を回転させて動くことが性に合っていることが高校の時からわかっていた。だから、演者じゃない完全にサポート側で舞台裏に回って初めて演者の空気を端っこから見ながら仕事をしていると、あらゆる人の景色が見えてきて、自分の存在が舞台裏にあることのしっくりした重さが胸の中にあることに気づいて。私はきっとこの空間を支えるのが好きなんだと、この空間の全ての景色が見たいんだと、そう思った。
ちょっとなんでも欲しがりすぎじゃないとか私も思うんだけど、そうやって自分の世界のなかでのなんでもを、自分が光と思うものをどこからでも触ってしまおうというのが癖だから、ね。
光でいること
私はつねにステージの上で生きたいと思っていて、高校1年の時から自分の周りもなんでもわたしの背景の1部にしていた。
例えば高架下。私はMVのなかの歩いている女の子や男の子や大人や主人公、はたまたそのアーティストそのものだったりして、色んな私はその道のど真ん中を歩く。高架下って規則的な構造をしてるから上の景色も左右対称で、地元の高架下はきれいな直線だからすっごく遠くまでその構造が見通せて、センターラインがわかりやすい。無機質で構造的など真ん中を、高架下の柱の枠めいっぱいを私はその曲の世界で埋めることができた。高架下の脇は2階建ての家ばかりでそんなに明るい場所ではないんだけど、昼になると屋根と線路を支える天板部分の隙間から長く空が見える。そこから伸びていく自分の視線の線を想像しながら、希望を感じるのは清々しくていい。逆に高架下の空気に染まって自分の周囲の空気の中だけでもがくのも、それはそれで熱がこもっていい。
ステージの上は自由だから、歩くだけじゃない。走るのだって踊るのだって止まるだってアリだ。欅坂の曲はやっぱり踊りも含めて表現したくなる。ZOCの曲なら上を向いてあがってくる何かを発散することが多い。UNISONは自分の思うままのスピードで全ての空気を気にせずに歩くに限る。今まで色んなアーティストに助けてもらった。
「私が存在するところは、きっと何でも私のものだから」と。
正直に生きれる場所を、ずっと信じていたい。
カフェ開けるようになる-趣味のはなし①
少し前、趣味ができた話をしたので、今日は趣味の記録をしたいと思う。
勉強
最近の1番の趣味は勉強って言っていい。これが「趣味ができた」で話した趣味なんだど、まじで人生初長く続いてる趣味っぽい趣味な気がする。今勉強してるのは漢検2級と間取り(建築っぽい感じ) について。
漢検2級はなんとなく漢字の勉強がしたくて始めたんだけど、漢字は答えが単純に出てくるからテンポがよくて面白い。でも知らない単語は調べるし、クイズ的に意味を考えて自分で漢字を組み立てることもあるしで、きれいな回路で頭使ってる感じがあるのも楽しくて好き。ついでに漢検2級も取ろうかなと思ってる。なんか勉強して万全に備えたところでテストを受けるってのびのびしてていいよね、テストの日まで追われるんじゃなくて。
間取りは部屋を考えるのが好きだから勉強始めてみた!もともと模様替えとか自分の部屋を構想して、自分のやりたいことと家具を結び付けたり何を買うか考えたり、将来こんな部屋に住むには何が必要??みたいなプランニングをするのが好きで、間取りを見ながらそういうことをしたり間取りを含めて構想出来たら楽しいなと思って始めたんだけど、マイホーム考える時の建築っぽい本を買ったから、結構家の機能も学べていい。部屋の中の世界だけじゃなくて外とのつながりと実用機能も一緒に組み立てられたら、もっと楽しい部屋ができそう。まだまだインテリア自体も勉強したいし、将来はマンションに住みたいからマンションにおける部屋みたいことも考えたいね。
あとは紅茶の勉強とかもやってる。中学の頃から紅茶が好きで、ご飯作るの好きだし、マフィンとかスコーンとかお菓子作りも結構やるから、次は粉物とか焼き菓子のお勉強したいな。
そんな話をブランコ漕ぎながらしてたら、親友に「それってカフェ開けんじゃん」って言われた。開くわ。経営も勉強しよ。
AM4:00
バイトがある日はだいたい4時に起床する。
中学の時から4時起きが習慣づいてるからそれ自体は大変なことじゃないんだけど、私は中学の時から睡眠週間が変わってないことにちょっともったいない気持ちを持ってしまう。大変なことじゃないし、そもそも早寝早起きはいい事なんだけどね。
私は寝るのが嫌い(正確には眠っている時のような意識がない時間が嫌い)だからできれば夜更かしがしたい。ほんとはAM1時に寝て朝普通に起きたりしてみたいんだけど、私の体はそれを許さない。まずPM9-10時にはとてもとても眠くなって、頑張っても11時には寝てしまう。そしてそこから6時間は寝ないと次の日の調子は上がらない。超睡眠優良児!だから次の日バイトあるとかに関わらず、割とAM5:30起きとかしてしまう。
これでも、その睡眠週間に抗うことは割とあって。YouTube見て夜中も起きてようとしたり、友達とのLINEを頑張っても返したりするんだけど、どーしても寝落ちしてしまう。大学生っぽくないなあもう!夜更かしさせろよ!!夜更かしというかずっと起きていたいよ私は!という気持ちです。でも生理的なものには抗えないんですよね。知ってた。
とりあえずはずっとopの人間だから超睡眠優良児のままで生きていきますし、6時間寝ないと死んでしまうからそのまま体に従っていきます。でも、夏休みとかにはオールくらいやってみたい。
あと1時間で今日も終わる。
お酒をのむ
昨日と今日で、私の20歳おめでとうのおたのしみ旅行に連れてってもらった。どこに行くかは着くまでわからなくて、食べるものもやることもおたのしみ。2日間、私は自分が愛されていることをとてもとても実感して、誰かの価値のある時間を一緒につくっていること、存在していることがすごく嬉しくなった。
大人だからね、お酒も飲んだ!
1日目の夜には、晩御飯のあとにコンビニ買った缶チューハイとホテルにあった無料の次ビールとおつまみ、ハーゲンダッツで酒盛りをしたんだけど(既にラインナップが大人としか思えない)それがめーっちゃ楽しかったの!ホテルのテレビでYouTubeが見れたから、その日の東海の動画と、ルドーの実況(レトさんのやつと花江さんのやつ)、闇のゲームを見て。ゲラゲラ笑って、動画につっこんで、2人なのに超にぎやか野郎どもだったな。これも、大人になったから出来たこと!
2日目は蝶矢で梅酒作り体験をした!
5種の梅×5種の砂糖×4種のお酒=100通りの組み合わせがあるらしくて、梅とかひとつずつテイスティングして、自分で選んで、梅のヘタを取って専用の瓶に砂糖とお酒とともに投入する。1日に1回撹拌して冷暗所で保存。2週間それをやって、それ以降は放置。私の梅酒が出来上がるの!私が選んだのは有機南高×はちみつ×ジン。ちょっとくせ強メンバーらしいけど、熟成長めでまろやかになればよいのではとのことだった!
1ヶ月後から飲めるんだって、楽しみ✌︎
あきらめること
「僕らは何のために生まれたのか」
(サイレントマジョリティー/欅坂46)
「最初に秘密を持ったのはいつだろう」
(世界には愛しかない/欅坂46)
”大人になんかなりたくない”と常々思うようになったのはいつ頃のことだろうか、なんて最近考えてしまう。昔は同年代に嫌いな人が多かったり、同年代グループでいじめにあったりして、逆に”早く年を重ねたい”なんて思っていたこともあった気がする。結局私はどこを欲してたのかなというのを考えると、「実はこのモラトリアムだったんじゃないかなあ……いや違うなあ、」みたいな定まらない結論に至って、いかに私が”大人になる”ということを漠然と捉えていたかが浮き彫りになってしまう。
なんで大人になりたくないかっていうのは、周りの大人たちが私に理想を要求してくるから。その要求は無意識なものだし、期待または圧として私に降ってくる。大人は私を信じてくれない。
その上、その圧は”成し遂げること”だけではなく”あきらめること”を強制してくるものであることも少なくない。大人だから何かを諦めなくちゃいけないこともある、というのはよく聞く話だけど、それを後の人達に伝えるのも大人の役目なのかな。そんな役目を自然に果たすようになってしまうなら、私は大人になりたくないと思う。まあこれは、私の勝手な大人への概念だから、反抗期(私は反抗期の始まりが大学に入ってからだった。)が終わったらその概念も変わるかも、ね。
こんなことを思ってても、大人になる日はいつの間にかやってくる。一応20歳になるってそういうことなんだよね?大人になるってこと。この間20歳になったし就活についても考えざるをえなくなってきたから、ちょっとだいぶもやっとボールの豪雨!
冒頭に欅坂の歌詞を書いたけど、これは欅坂初期の2曲で、まだ思春期に入りきる?前の「僕」の話だと思ってるところ。この歌詞の近くには”あきらめることと大人”についてが書かれている。まだ私の思考はその時点にばらばらに存在する。
何かになる、なりきるだけじゃなくて、ちゃんと本体の思考を成長させていかなきゃなという私の話でした。櫻坂46聴いて元気に生きます。おしまい。
振袖を着た日
先日、振袖を着てきました!
私は今年成人の年度だったので本来なら1月に成人式があったんですけど、新型コロちゃんの影響でなくなって、緊急事態宣言下でもあったことから祖母の家に行くのも中止になり、振袖を成人式のタイミングで着ることを断念しまして。今回は節目である19歳最後の日にその振替をしようとなり、振袖をきて祖母の家に行ったり、親友とお寺での写真やプリクラを取ってきたのです〜。
会った人みんな喜んでくれたし、親友と振袖着れたのめっちゃ嬉しかった。あと、最近は周りのおかげもあり写真で見る自分をかわいいと思えてきているのがよかったなあ。振袖の私かなり素敵まんだった。
振袖を着ること自体はかなり大変でした。私はメイクを自分でしてから9時にスタジオ入りして着付けしたんだけど、ガーゼに次ぐガーゼとタオルに次ぐタオルを襦袢の下に敷きめっちゃその寸胴状態を固定されるし、襦袢、振袖本体を来て帯を締める時はもうぎゅうぎゅうに締めるの。とっっても暑かったし、身動きは取れんし。そんな感じのをその日は9-17時(バイトのフルタイムみたいだね)着てたから、ちょーっと大変だったのよう。1日面倒を見まくってくれた母親に感謝表明。
あとは振袖を選んでくれた写真スタジオの人達にもまじで感謝。通常2人くらいで一緒に選んでくれるんだけど、「変わった振袖、かっこよくて人と違うものが着たい」って言ったらどんどんわらわらみんなで考えてくれてハッピーだった!とってもお気にの髪飾りも「今の髪型なら前撮りと違うのがいいよね〜これどう??」って着付け当日に決めさせてくれて、気分は上々過ぎましたね!幸!
みんなより少し遅れてだけど無事成人✌🏻
大人になるのは少し複雑だけど、それはまた今度。