意識の感覚

眠っている時間が好きではありません。

紅茶にミルク入れる時、紅茶の表面をじっと見てしまう。

ミルクがぐぅっと沈んでから、対流して、表面の1層下くらいにふわっと上がってきて。その浮かんでくる地点とその時の広がり方から紅茶の中の対流の道筋を想像するのがおもしろい。

しばらく混ぜないと雲状のミルクは境界線を見失って、紅茶と馴染んでくる。濃淡の着く場所は変わらないけどグラデーションはよりなめらかになって、そのうちミルクはふわふわからもやもやに、もやもやからするするになって、紅茶を完全に不透明な液体にしてしまう。

もちろん半透明の紅茶も好きだけど、猫舌にはミルクティーが優しい。ちなみに、低脂肪乳の方がちゃんとした牛乳よりも薄くて混ざっていく段階が遅くてぼやけてるから、この時間を過ごすには、低脂肪乳がおすすめ。

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